アフターコロナで、勝ち組になる職業、とは?

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みなさん、こんにちは。

新型コロナウイルスによる、緊急事態宣言が、5月末まで、延長されることになりました。

しかしながら、ここにきて、もっとも被害の大きい、東京都でも、7日連続(5/9)で100人を下回るなど、少しずつですが、外出自粛の効果がでてきているようです。

こうなってくると、待たれるのは、緊急事態宣言の解除、ですが、
もし、解除された場合、はたして、私たちの生活は、コロナ以前のように、元に戻るのでしょうか?

当たり前ですが、解除されたら、多くの方が、これまで控えていた、外出をするようになります。
また、なかには、旅行などを考える人もいるでしょうから、観光地が、人であふれかえることも、容易に想像がつきます。

そして、無症状の保菌者による、全国各地へのばらまきにより、
コロナの第2波がやってきて、再度の非常事態宣言で、また多くの方が苦しむことになりかねません。

これらの対応として、アビガンや、先日(5/7)、治療薬として承認された、レムデシベルなどの名前があがっていますが、
こういった特効薬の効果が、きちんと証明されたり、また、ワクチンができてこないことには、
私たちの生活が、コロナ以前のように元に戻ることは、実質、不可能なのです。

また、当然ながら、このまま、いつまでも、緊急事態宣言の解除をしない、ということは、あり得ません。

経済が止まることで、職を失い、生活ができなくなる人が、街にあふれることになるからです。

つまり、決して、解除=コロナ以前に戻れる、ということではありません

たとえ解除をされても、私たちの生活は、変えていかなければならないのです。

このブログでは、働くこと、をテーマにしていますので、
今回は、この、緊急事態宣言が解除されたあとの仕事、つまり、アフターコロナによって、変わっていく、職、について、考えてみたいと思います。

ここでいう、アフターコロナとは、コロナと共存していく、ウィズコロナ、という意味も含めて考えていきます。

俗に世間であがっている、みなさんの意見も参考にしながら、勝ち組になる職業を、ピックアップしていきます。

将来、どんな職業に就こうか悩んでいる方や、転職を考えている方は、是非、参考にして下さい。

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アフターコロナで、勝ち組になる職業、とは?

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今回は、アフターコロナによって、勝ち組になる職業をあげていきます。

とはいうものの、ここでいう、職業の、勝ち負けとは何か、という定義を決めましょう。

たとえば、アフターコロナによって、

①収入は高いが、感染リスクも高い職業
②収入は低いが、感染リスクは低い職業

とした場合、どちらが、勝ち組の職業、になるでしょうか。

①は、コロナの感染リスクが高い、という点は、よくありませんが、
収入が高く、コロナの影響があっても、世間で必要とされ、絶対になくならない職業、というのであれば、勝ち組、といえます。

一方、
②は、収入が低い、という点は、よくありませんが、
コロナの感染リスクが低く、同様に、将来なくならない仕事であれば、勝ち組、といえるでしょう。

飲食やホテル、航空業界など、すでに厳しい話はでていますが、
アフターコロナによって、今後、縮小、あるいは、なくなっていくであろう職業、というのもでてくるはずです。

そういった意味で、ここでは、コロナの影響があっても、将来なくならない仕事、つまり、仕事があるだけまし、ということを、勝ち組、と定義します。

それでは、あげていきましょう。

コロナ関連

医療

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まずは、医療です。これは当然ですね。

コロナの影響があっても、世間で必要とされ、絶対になくならない職業、といえます。

ただし、医療は、需要的には勝ちですが、診療科や、配属先によっては、天と地ほどの差があります。

特に、内科医は、外来があるため、コロナの感染リスクが、高くなりがちです。

一方、精神科や、放射線科など、身体への接触があまりない科は、感染リスクが低く、圧倒的な勝ち組になるでしょう。

因みに、私の友人は、内科医をしているのですが、彼にいろいろ話を聞くと、
最近は、コロナ関係の患者の対応はあるものの、急患や、その他の患者は、むしろ減っているそうです。

多くの方が、マスクをしたり、外出自粛で、人との接触を避けているためか、例年にくらべて、インフルエンザや、ノロウイルスの患者が少なく、
また、コロナをうつされるのを恐れて、みんな、病院にくるのをためらっているようです。

このため、クリニックや、薬局などは、受診控えで景気が悪く、
特に、小児科などは、売上が、前年比で、4割~5割、減っているところもあるようです。

このため、病院の経営自体は、厳しくなった、といえます。

ですが、ほんとうに必要な人が、必要な時に、きちんと治療を受けられることが望ましい、ということが、
医療崩壊が取り沙汰された、今回のコロナ騒動で、ハッキリわかった点は、よかったことでしょう。

アフターコロナでも、この状態が続けばいいのですが、それでも、医療は、夜勤などもあって、激務ですし、また、資格の問題があるので、簡単に人は増やせない、ということから、今後も、激務は続くことになるでしょう。

医療品製造メーカー、医薬品業界(マスクや消毒液など)

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これも当然ですね。

特に、マスクは、いつ届くのか、未だハッキリしない、アベノマスクや、
シャープが、独自にマスクを作りはじめて、話題になりました。

コロナの重篤患者への対応で、人工呼吸器や、人工肺などの機器、
また、会社や、そこら中の店舗で、アルコール消毒液なども、頻繁に見かけるようになりました。

医薬品製造会社などでは、このゴールデンウイーク期間中も、フル出勤、というところもあったようです。

これらの業界は、今回のことで見直され、アフターコロナでも、必要とされることになるでしょう。

生活インフラ関連

物流、郵便

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外出自粛で、生活のために、多くの方が、これまで以上に、楽天や、Amazonなどの通販を利用するようになりました。

このため、これらの日用品や、軽貨物を運ぶ仕事は、忙しくなりました。

一方、かんぽ生命保険の不正販売問題など、金融事業が不振で、1万人規模の人員削減を検討している郵政グループ は、メルカリ特需で、
営業自粛と、時短による残業なしにもかかわらず、過去最高益を叩き出すんじゃないか、と揶揄されています。

加えて、原油が暴落しており、燃料が安くなったのも、業界の後押しとなっています。

同様に、これらの荷物を預かる、倉庫関係の業界も、活況のようです。

あらためて便利なことが見直されたため、アフターコロナ後も、この傾向は続くと考えられます。

これらの宅配物流は、需要が増えた分、条件がよくなれば、人も増えて、激務も緩和されるでしょう。

しかしながら、物流は、基本的に、航空、陸運、海運で会社が分かれていますが、なかでも、空運関係は、壊滅的です。

先日も、世界的な投資家である、ウォーレン・バフェット氏が、航空ビジネスは大きく変わったと思う、とし、保有する、米航空株をすべて売却した、ということが、話題になりました。

航空業界は、アフターコロナ後も、厳しいことが予想されます。

また、先にあげた陸運でも、扱う荷物によっては、大変になります。

例えば、輸入がとまっていることから、大型トレーラーやトラックなどで、コンテナ貨物や、自動車の部品関係などを運ぶ業界は、厳しいようです。

また、アパレルや、飲食店に食材を運ぶ業界などは、需要が少なくなったため、同様に厳しいでしょう。

それでも、物流は、取引先は沢山あることから、仕事量は減っても、まず、なくならない 職業、といえるでしょう。

ただし、今後、自動運転や、ドローンなどで置き換わることも考えられるため、運転手は厳しくなるかもしれません。

鉄道

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鉄道は、今回の、外出自粛や、リモートワークで、一番、被害を受けた業界といえるでしょう。

たとえば、JR各社の新幹線などは、乗客が、9割減、となっているところもあり、この傾向は、アフターコロナ後も、しばらく続くことが予想されます。

ですが、

  • 治療薬や、ワクチンなどができてくれば、乗客利用も、解消される可能性が高いこと
  • 内部留保を持っている会社が多いこと
    例えば、JR東海などは、リニアを、政府に頼らず、自社のお金だけで作るほどですし、JR東日本も、相当の不動産を所有しています。
  • 万が一、潰れそうになっても、国が、確実に助けてくれるであろうこと

などから、決してなくならない 職業、といえるでしょう。

電気・水道・ガス

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もちろん、電気・水道・ガス関連は安泰ですね。
原油安で、シェールオイルを扱っているところでもなければ、問題はないでしょう。

当然ながら、これがないと生きられない、ということに直結した業界は、勝ち組、になります。

インフラ系は、こういった、災害時や、災害の後には、強いので、
毎回、人気が出るようです。

一方、景気がいいときには微妙なので、いい意味でも、悪い意味でも、浮き沈みがない業界、と言えます。

ただし、これらの業界も、現在は、工場が止まっているため、売上自体は、下がっています。

また、今後、電力の自由化で、海外の安い企業が参入してきたら、厳しくなるかもしれません。

小売り、ドラッグストアー、ホームセンター、コンビニ

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先のマスク消毒液などを扱っている、ドラックストアーや、
生活必需品を扱っているスーパーなどは、買い占めなどで、商品不足が問題になるほどですから、繁盛していますね。

また、外出自粛で、家での過ごし方が見直され、ホームセンターで、園芸用品や、工具などが、売れているそうです。

どこも混雑していて、経営者は、ホクホクでしょうが、末端で働いている方達は、見ていても、ホントに大変そうです。

それでも、なかには、社員に、臨時ボーナスを出すところもあるようですから、勝ち組、といえるでしょう。

ですが、今は、レジも、セルフのところが増えていますし、今後も、こういった、小売りの効率化は、ますます進むことになるでしょう。

リモートワーク関連

IT、通信、ネットワーク管理者、通販サイト

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これは、今回の騒動で、あらためて、その価値が見いだされた業界、といえるでしょう。

中でも、楽天や、Yahoo!など、軒先だけ貸すようなタイプの通販サイトは、儲かっているはずです。

IT業界は、そもそも、パソコンさえあれば、いつでもどこでも、仕事ができますし、このような有事でも、仕事に支障をきたすことはありませんから、完璧に、勝ち組、といえます。

つい最近も、都心にあったビルをたたんで、これを機に、全社員を、完全にテレワークへ移行する会社もでてきて、話題になっていました。

ただし、ITも、仕事の請け負いは、取引先に左右されるので、
取引先が、バタバタ倒産するようであると、共倒れになってしまいます。

また、この業界は、大部分を、派遣系の会社が占めているので、
仕事の成果に対して、思うように給与はもらえず、大変ともいわれています。

また、会社としては、仕事は、フリーランスに、外注で出した方が、経費が安く済むことから、
たとえ、社員であっても、安心はできず、仕事の成果が、これまで以上に、求められてくることになるでしょう。

このように厳しい業界ではありますが、人材としては、まだまだ不足しており、今後も、需要がなくなることはなく、つぶしがきく業界であることは、間違いありません。

映像配信・ゲーム関連

YouTuber、映像配信

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外出しなくていい仕事で、むしろ、コロナをネタに動画制作ができる、といった意味で、YouTuber以上に、恩恵を受けている職業はないでしょう。

外出自粛により、時間を持て余した人も多いので、再生数が増えており、まさに、コロナ様々、ともいえます。

また、他にも、テレビ通販や、動画配信サイトなども、同様に、恩恵を受けているようです。

ただし、YouTubeなどは、再生数は増えているものの、この不景気で、企業による、広告の出稿自体が少なくなったようで、思うように、収益は、あがっていないようです。

また、Googleの方針1つで、収益の価格帯が変化したり、再生数が増減するため、なかなか安定した収益を得ることは難しい、といえます。

しかしながら、今後、5Gで、ネットを通じた送受信の、8割が動画になる、と言われており、

また、これまで、違法ダウンロードや、著作権の問題で難しかった、映画のネット同時公開、なども実現する、と言われています。

今後、YouTubeなどの動画ツールは、その内容も含めて、大いに発展していくことでしょう。

ゲーム

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ゲームは、家で楽しめるものとして、需要が高まっています。

普段、ゲームをやらない人も、これを機会にはじめたりする人もいて、
特に、任天堂Switchの、あつまれ どうぶつの森、などのヒットもうまれています。

先のYouTubeの広告でも、ゲーム系の広告は、増えている、といわれています。

ただし、ソーシャルゲームは、年々、売り上げは落ちていますし、
これからの不況で、娯楽にお金を使わなくなる可能性もあるため、
決して、安泰、というわけにはいきません。

ですが、5Gによる、VRや、ウェアラブルデバイスの発展により、
スポーツ観戦をはじめとする、ライブ映像ゲームが、より、臨場感のある映像で、楽しめるようになるため、大いに発展していく可能性があります。

政治家・国家公務員

議員(特に、自民党)、政治家

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やはり、私たちの中には、緊急事態宣言や、PCR検査などで、安倍総理や、加藤厚労大臣の対応に、不満を感じている人が多いようです。

そのため、ネットなどでは、勝ち組の職業として、議員、をあげ、

「そらもう、議員様やろ。
コロナだろうが、国難だろうが、お遊戯会してたら、数千万や。」

と、揶揄する声もきかれました。

国家公務員

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いつもは、なにかと避難を浴びる、公務員ですが、今回に限っては、激務で大変だろうな、と、同情する声が高いようです。

ネットでは、これで、財源確保のために、給料まで減らされるのは、気の毒だ、という声もありました。

公務員は、東日本大震災の時には、復興費用を捻出するために、2年間、給与が減額されています。

今回は、それ以上になることは間違いありませんし、もしかすると、10年程度は、減額されることになるかもしれません。

それに対して、先の、国会議員は、ボーナスを、満額もらえることを、揶揄する声も、ネットでは、きかれました。

「公務員は、失業はないものの、給与は間違いなく下がり、そして、馬車馬のように働かされる」

と、不安を感じている、現職公務員の方の声もありました。

それでも、国家公務員の真の強さは、福利厚生にありますし、
一般の人から見ると、クビがないだけマシ、といえ、間違いなく、勝ち組、と言えるでしょう。

まとめ

アフターコロナで、勝ち組になる職業、とは?

コロナ関連

  • 医療
  • 医療品製造メーカー、医薬品業界(マスクや消毒液など)

生活インフラ関連

  • 物流、郵便
  • 鉄道
  • 電気・水道・ガス
  • 小売り、ドラックストアー、ホームセンター、コンビニ

リモートワーク関連

  • IT、通信、ネットワーク管理者、通販サイト

映像配信・ゲーム関連

  • YouTuber、映像配信
  • ゲーム

政治家・国家公務員

  • 議員(特に、自民党)、政治家
  • 国家公務員

以上、アフターコロナになっても、勝ち組になる職業について、ピックアップしてみました。

みなさんは、どう思われたでしょうか?

勝ち組の中にも、一長一短があることが、おわかりいただけたかと思います。

ネットでは、

「これからの若い人の職業選択は、公務員か、インフラの、二択しかない。それ以外を志望することは、考えられない。」

といった声に対して、

「でも、公務員と、インフラは、業務としては、つまらないから、安定だけを求めて、頭が良い人がいっても、発狂することになりかねないよ。」

という声もありました。

いずれにしても、業界選択は、非常に重要であり、選択を間違えれば、その後の努力が、報われなくなることも、十分にあり得ます

当然ながら、自身の一生を左右する選択は、自分自身で決めなければなりません。

今回の記事が、あなたの将来の職業選択の、参考になりましたら、こんなに嬉しいことはありません。

是非、じっくり検討してみて下さい。

それでは、また。

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