みなさんは、「働く」、ということに対して、何を求めていますか?
「お金」、拘束される「時間」、「自由」、「経験やスキル」の習得など、
人によって求めるものも様々でしょう。
もちろん、中には、すべてを得られる仕事、というのもあるのかもしれません。
しかしながら、その中でも、多少の優劣などはあるはずですし、
何かを得るために、何かを犠牲にする、ということは、
努力を怠らない、という、戒めの意味でも、よく使われています。
また、未来永劫、何もかもがうまくいく、と考えることは、
企業活動においては、現実的ではありません。
したがって、この「働く」ということに対して、自身が何を求めるか、ということは、「転職」なども含めた、自身の人生設計を考える上でも、
とても重要な要素となります。
そこで今回は、何を求めるか、ということに対して、考えてみたいと思います。
自分で選ぶ、ということは当然ですが、
ああ、そういう考え方もあるんだ、と思っていただけたら幸いです。
【転職】仕事に求めるものとは
基本的に、私たちは、健康な体で、仕事への意欲があるうちは、
誰もが平等に持っている、「時間」を犠牲にして、「お金」を得ます。
一般的には、
月曜から金曜まで、仮に、残業がないとしても、就業時間9:00~18:00、
これに、支度や、通勤時間等を考えると、
7:00~19:00 (12時間)は、最低でも「働く」ことで拘束されることになります。
私は、通勤時間が片道1時間ほどかかるので、このような拘束時間になるのですが、
例えば、通勤時間が30分の人であれば、私よりも1時間短縮されて、
その分、「自由」となる「時間」が増えることになります。
仮に、私が会社の近くに住もうとした場合は、
会社は都心にあるので、家賃や駐車場代などの「お金」が、
今より余分にかかってきます。
もちろん、それが厳しいので、仕方なく、
毎日1時間の拘束時間の延長、をしているわけなので、
つまり、私の求めているものは、
「お金」>「時間」「自由」
ということになります。
他にも、「働く」ことで身につけたい、
「経験やスキル」については、
たとえ、近くに引っ越したとしても、実労働時間は同じなので、変わりません。
私が、望もうと望むまいと、
現実は、こうなっている、ということです。
これは何も私が特別なわけではなく、
多くの会社員の方がこうなのではないでしょうか。
「お金」が増えてくれれば、「時間」や「自由」も増やすことは可能ですが、
それを会社に求めることはできない、ということになると、
「転職」や「副業」といった考えに、自然と行き着きます。
「副業」に関して言えば、私の会社もそうですが、
まだまだ禁止にしているところが多いので、難しいところもありますが、
「転職」については、今や、誰もが考慮しておくべきことの一つです。
今や、人生100年時代、私たちが働くことを求められる期間は、50年くらいでしょうか。
もしかしたら、今、勤めている企業の寿命よりも長くなることも、充分に考えられます。
AIなどで、将来なくなる職種、などというのも、ニュースなどで耳にするようになりましたが、
自身の働きにかかわらず、世の中の流れや、技術の進歩によって、企業や業界全体の業績が傾くことは、これからの時代は充分にありえます。
大事なのは、その際、私たちは、どうリスク回避したらいいのか、
ということです。
「転職」は、その一つです。
かつて、「転職」に対しては、周りの目も、
どこか、ネガティブな感じで見られることが多かったのですが、
今や、企業の規模にかかわらず、終身雇用の崩壊や、リストラなど、
自身ではどうにもならない会社の事情があることは、周知されています。
加えて、そういった企業の価値や、信頼性の低下で、
なんといっても、転職希望者が増えていますし、
むしろ、転職できることは力がある証拠、という見られ方もするようになりました。
また、中途採用者の転職先での評価も、向上しています。
以前は、同年代の生え抜き社員よりは、下、という見られ方をされていましたが、
今や、仕事ができる社員を有効に使わなければ、会社の業績にも影響を及ぼすことを、会社側が身にしみて感じており、もう、そういった偏見はありません。
「転職」は、特別なことではなく、誰もが考慮しなくてはいけないものになりました。
また、同時に、「転職」は、誰もが身につけておくべきスキル、でもあるのです。
本ブログでは、「転職」スキルについて、詳しくご紹介しておりますので、是非、ご覧いただき、
来たるべきそのときに万全の状態で臨めるよう、備えていただければ幸いです。
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