みなさん、こんにちは。
ワクチン接種、始まりましたね。
先日、私の母のところにも、ワクチン接種のクーポンがきて、頼まれて、私がネットで予約をすることになりました。
場所にもよるのだと思いますが、母の住む、最寄りの地区の接種会場では、ワクチン接種の予約は、最短で、6/27(日)で、約2ヶ月後でした。
予約は、時間を、15分間隔で指定するのですが、きれいに、予約開始の9:00から埋まっており、みんな、「1分でもはやくワクチンを接種したい」と考えているのでしょう。
ワクチンを心待ちにしている様子が、予約状況からも伺えました。
こうして、頼まれた母のワクチン接種は、無事(11:45のものに)申し込むことができました。

因みに、(母の)ワクチンは、「ファイザー製」です。
今のところ、日本では、「ファイザー製」しか認可されていないので当たり前ですが、血栓ができる、と言われている、「アストラゼネカ製」でなくて、「(母は)良かったな」と思います。
ワクチン接種率からみる日本の状況
そうなると、気になってくるのが、私自身の「ワクチン接種時期」です。
これまであまり意識してこなかったのですが、身近な人が接種する、となると、現実味を帯びてきて、「じゃあ、自身は?」と、どうしても意識せざるを得なくなりますね。
また、なんといっても、日本は、今年、オリンピックを開催する予定です。
開催するにあたり、少なくとも、各国の選手や、関係者等を招きいれることになりますから、当然ながら、諸外国の状況は気になります。
そこで、「各国のワクチン接種率は、どんなもんなんだろう」と思って、ちょっと調べてみました。
各国のワクチン接種率は、以下の通りです。
ご覧いただいたとおり、日本は、諸外国にくらべて、非常に低いワクチン接種率です。
笑えないのは、紛争をしていて、国民の命をなんとも思っていない、あのミャンマーですら、ワクチン接種率は1.8%ですから、
その、ミャンマー以下の接種率って、「いったい、これまで日本の政府は、何をやってきたの?」とあきれてしまいますね。
また、最近、ニュースでは、緊急事態宣言が出てても、人手(外出)がまったく減らないことを、「自粛疲れ」などと表現しているのを、よく耳にします。
しかしながら、私は、人手が(外出)減らないのは、「自粛疲れ」にある、というよりも、その背景には、「政府への信用が失われている」ことが原因としてあるのではないか、と考えています。
この一年の政府の対応で、政府の要請に真面目に付き合っていても、バカをみるだけだ、ということが、広く国民に伝わったんだろうと思います。
要するに、政府の信用が尽きた、ということです。
コロナ感染者との接触検知アプリ「COCOA」を入れて、という、政府の要請にしたがった人は、
結局、アプリ自体にバグがあって、まともに機能もしていなかったのですから、完全にバカを見ましたし、
そもそも、初動の「マスク」ですら、まともに配られてはいませんでした。
場所によっては、いつまでも届かなかったり、二回届いた地域もあったり、人が住んでいないところに配ったり、といったこともありましたし、
くわえて、その届いたマスク自体も、「小さい」、「中にゴミが入っている」などといった苦情もあって(のちに「アベノマスク」と揶揄されますが)、さまざまな問題がありました。
考えてみたら、そんな「マスク」ですらまともに配れない政府が、
「ワクチン」を、ちゃんと国民にすばやくいきわたるように配れるはずもありませんよね。
少し話がそれますが、よく、多角経営を行っている企業では、「選択と集中」ということが、経営戦略のひとつ、としてあげられます。
それは、さまざまな製品を取り扱っている企業が、自社の中心となる事業の見極めと選択を行い、資源を集中させることによって、経営の効率化や、業績の向上を目指す、というものです。
それになぞらえるなら、政府の対応は、「選択と集中」で、「ワクチンは切り捨てた」といったところでしょうか。
「利権」を選択して、「オリンピックに集中」といったところでしょう。
日本では、変異種がこれから爆発的に広がっていくかもしれない、というこの時期に、
11日には無条件に「緊急事態宣言を解除」して、このまま「五輪に突き進む」ということにでもなれば、「国民の命より、お金が大事なんだな」と思わざるを得ませんね。
また、そのオリンピックは、コロナの世界的な蔓延で、観客を呼ばないことは当たり前として、
選手や、諸外国の報道関係者等に、「入国前に事前にPCR検査を受けてもらって、陰性証明書を持ってこさせる」と政府は言っていますが、
向こうからしてみたら、このコロナの最中、大多数の国民が、ワクチンも接種していない国(日本)にいって、「安心して競技に取り組める」と思えるはずがありません。
オリンピックの開催国として、各国の人々を迎えるにあたって、
こうした、これまでの政府の対応がもたらしたとも言える、今の日本の状況は、くやしい、というか、なさけない、というか、ほんとうに、ただただ残念でなりません。
じっさいのところ、オリンピックが開催されるのかどうかは、まだわかりませんが、
どちらにしろ、わたしは、これを機に、「いろいろ変えていかなければならないな」ということを痛感しています。
みなさんは、どう思われているでしょうか。
オリンピックの開催はどうあれ、日本にとって、これからは、大きな転換期になるのではないか、また、転換期となるように変えていかなければならない、と私は考えています。
以上です。
それでは、また。
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