みなさん、こんにちは。
「学習、していますか?」
突然、こんなことを言われても、困る人は多いのではないでしょうか。
またそうでなくても、何か新しいモノが出てきたときに、すぐに拒否反応を示して、よく調べもせずに、それを、できるだけ遠ざけよう、としていませんか?
そして、後になって、(それを遠ざけた人は、それを利用した人よりも)大きく損をしていた、と、気づかされたことは、ありませんか?
今でしたら、増税分の相殺措置としての、キャシュレスによる、最大5%還元(2019年10月1日~2020年6月)などでしょうか。
特に、テクノロジーなどは、そうなりがちですね。
このように、変化が激しく、安定なんて望めない、これからの時代には、生涯学習は、必須です。
私たちは、学習によって、仕事や、資産、さらには、自身の寿命までも延ばす、なんてことも、していかなければならないのです。
そこで、今回は、「学習」について、取り上げてみたいと思います。
学習の効率化や、効果的な学習方法を習得して、自身の生涯学習に活かしていただけたら、と思います。
生涯学習のススメと、4つの効果的な学習方法
1.目的意識と手法
まず、学習において、欠かせないことは、記憶する、ということですね。
実は、記憶は、感情が大きく影響を与える、と、言われています。
例えば、あなた自身を振り返ってみてください。
過去の、「楽しかった出来事」、あるいは、「つらかったこと」などは、はっきりと、すぐに思い出せますよね。
これに対して、「おとといの、お昼は何を食べたか」を、すぐに思い出して、と言われても、思い出すことは、難しいのではないでしょうか。
これは、あなたが、単に、お昼ご飯に、それほど特別な感情を抱けなかった、ことを示している、といえるのです。
つまり、学習において、記憶を高めるためには、特別な感情を抱けるよう、自身の感情を高める必要があります。
例えば、あなたが、英語のテストで100点を取りたい、とします。
その手法として、いろいろ調べた結果、
この単語帳を覚えさえすれば、それが実現できる、としたら、
あなたは、必死になって、覚えようとするでしょう。
そういった、テストで100点を取りたい、という、強い目的意識があれば、その手法である、単語帳を覚える、ということに対しても、自然と、自身の感情を高めることができ、記憶力も高まる、のです。
「どうせ、これを覚えても100点なんて無理だし・・・」というようなモノではダメです。
過去に100点をとった人が、実際に使っていた単語帳だとか、ちゃんと、実績のあるものを見つけてきて、確信をもって取り組む必要があります。
つまり、学習において、記憶を高めるためには、まずは、目的意識を強くもち、その手法を見つける、ということが大切、ということになります。
2.五感を取り入れる
また、先の、自身の感情を高める方法、として、より多くの感情を取り入れていくことも有効です。
人間が持つ、より多くの感情、つまりそれは、五感です。
この中でも、特に、
視覚(Visual)、聴覚(Auditory)、触覚(Kinesthetic)
の、3つの感覚は、使えば使うほど、より早く、学習でき、より長く、情報を記憶できるようになります。
例えば、授業で、
- 黒板に書いてある文字や、図を見たり(視覚)、
- 先生の話を聴いたり(聴覚)、
- また、それを、メモに取ったりすれば(触覚)、
自然と、記憶力と理解力が高まります。
実際に、文章などを、声に出して読んでみた方が覚えやすかった、と感じたこともあるでしょう。
これは、みなさんも、これまでやられていることですね。
3.情報に関連性を持たせる
また、さらに、記憶を定着させるためには、脳に記憶された情報に、関連性を持たせることが必要です。
つまり、新しいことを効果的に学ぶには、すでに知っているものと、結びつける必要があります。
一般的に、年を重ねていくと、知識や経験が、増えていきますね。
つまり、年をとればとるほど、新しい情報と、より多くの関連性を見つけることができるので、学習のスピードが速まる、というわけです。
よく、社会人になると、テスト、というものから解放されるからなのか、とたんに、学習をしなくなる人は多い、と思います。
ですが、それは、非常にもったいないことです。
若い時には、理解できなかったことでも、年をとってからあらためて学習してみると、理解できる、ということもあるかもしれません。
食べ物(味覚)でも、そういったことはありますね。
若い時には、苦手だったものでも、年をとったら、食べられるようになった、という経験は、誰にでもあるでしょう。
年をとればとるほど、より学習効果が高まるので、社会人こそ、より積極的に、学習していきましょう。
4.他の人に教える
ある研究によれば、ほとんどの人は、勉強した内容の、じつに80%を、勉強してから、48時間以内には忘れてしまう、そうです。
一方で、自分が勉強したことを、48時間以内に、他の人に教えると、80%以上も覚えていられる、ということが明らかになっています。
つまり、自分が学んだことを、人と分かち合ったり、人に聞いてもらうことが、学習の秘訣、ということです。
私自身も、ブログで、自身が学んだことを、記事にすることがよくあります。
これは、見てくださる方のためになれば、ということもありますが、実は、自身のためでもあります。
つまり、記事にすることで、自身への記憶の定着を高めている、のです。
こうして、みなさんに伝えようとすることで、学習を、より深く追求するようにもなりますし、学習に対するモチベーションも高くなります。
みなさまも、日ごろから、SNS等で、多くの情報を、発信されていることでしょう。
そうやって、お互いに高め合っていけることは、とても有意義で、素敵なことですね。
まとめ
生涯学習のススメと、4つの効果的な学習方法
- 目的意識と手法
- 目的意識を強く持ち、その手法を見つけることで、自身の感情を高める。
- 五感を取り入れる
- 五感、とりわけ、視覚、聴覚、触覚 の3つを、学習に取り入れる。
- 情報に関連性を持たせる
- すでに知っていること(既知)と、知らないこと(未知)をつなげて、記憶を定着させる。
- 他の人に教える
- 自分が学んだことを、人と分かち合ったり、人に聞いてもらう。
以上です。
私の好きな名言の一つに、
天才の秘訣は、将来に対する、無限の好奇心と柔軟性を持って、
子供の精神を、大人になっても持ち続け、
つねに成長し、挑戦し、希望を持ち、
価値ある変化を、いつでも受け入れられるように、
自分の心を整えておくことである。トーマス・カーライル(19世紀イギリスの歴史家・評論家)
があります。
私自身も、こうありたく、生涯学習を続けていこうと思っています。
これからも、できるだけ、ブログを通して、みなさまに発信していき、
お互いに、長い人生を高め合っていけたら、と思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
コメント
勉強方法大変参考になります。試験があるのですが、音読とアウトプット(スライドにまとめて他人にプレゼンテーションする)を軸に頑張ります
コメントを下さり、有り難うございます。
プレゼン能力は、私も身につけたいスキルです。
仕事だけでなく、今でしたら、youtubeなど、様々な場所で使えますから。
準備も大変でしょうが、是非、試験を頑張って下さい。