みなさん、サイクロン式掃除機などで有名な、イギリスの、ダイソン社 はご存じだと思います。
以前、こちらの記事でも、

と、ご紹介しました。
ガソリン車から、電気自動車(EV)にシフトしていきますが、
エンジンがなくなり、単純なモーターに置き換わることで、
新興国や、これまで自動車とは無関係だった、ベンチャー企業なども参入しやすくなり、既得権益の破壊が起こってくるであろう、
といった内容です。
ところが、先日(2019/10/10)、
このダイソン創業者の、ジェームズ・ダイソン氏が、
「採算が取れる見通しが立たない」として、
「電気自動車(EV)の開発を中止する」と発表しました。
私も、ご紹介した手前、注目していましたし、ダイソンのこの結果は、非常に残念に思いました。
今回は、この記事に対して、様々な声があがっていたので、ご紹介します。
まず、多かった皮肉な意見としては、
などがありました。それに対して、
という、私同様、少なからず、期待していた人もいたようです。
また、失敗した要因として上がっていたものは、
などの声がありました。
そもそも、クルマは、ユーザーが、命を預けて公道を走らせるものなので、
当然ながら、家電やPC、スマホと同じ感覚では作れません。
私も、そのように、参入の障壁が高いからこそ、
ダイソンには、それを成し遂げてみて欲しかったのです。
ですが、実際は、作ることは出来たとしても、
問題は、他社との価格や、技術競争で勝てるかどうか、というところになり、
やはり、その点が難しかったようです。
という意見がありましたが、恐らくそういうことなのでしょう。
ただ、今回のダイソンの撤退で、一部で、
という声もありましたが、
などから、まだ、ガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトは揺るぎない、との見方が強いようです。
電気自動車(EV)は、2025年には、本格普及して、価格も、ガソリン車を下回る、と言われており、
といった意見もありました。
◇ ◇ ◇
また、少し、話題がそれますが、
- 時代は、電気自動車(EV)じゃなく、中国製の、ドローンタクシーだよ。
といった声もありました。
なんか、こういうのをみると、わくわくしますね。
※ただし、私は、情けないことに、高所恐怖症なので、
じつは、上記の映像の、飛んでいるところは、怖くてまともに見ていられないのですが…。
日本でも、先日(2019/8/5)、NECが、旅客ドローンの初浮上試験に成功した、と発表がありました。
現在は、まだ、バッテリー寿命や航空規制の問題、安全性の確保など、
既存の技術や制度では対応しきれないハードルがいくつもありますが、
今後、政府が後押しし、精度やインフラ面が整って来れば、
実現化に向けて一気に進むでしょう。
2023年に事業をスタートさせ、2030年からの実用化に向けて動いているそうです。
◇ ◇ ◇
今回、企業が、新規事業に取り組んでの失敗例、となりましたが、
変化の激しい時代やテクノロジーに対する、こういったチャレンジは、
歓迎すべきことであり、また、私たちも、学ぶことが多かったのではないでしょうか。
失敗を恐れず、スピード感をもって行動することにより、
イノベーションを起こして、新たな成長曲線を描いていく、
これが、今、私たちに求められているものであることは、疑う余地もありません。
これからの第4次産業革命として、よく名前があがるものとして、
さきの、ドローンをはじめ、AI、IoT、5G、AR、VR、ブロックチェーン
などがありますが、
是非とも、これらのテクノロジーを有効活用し、世界に先駆けて、実現化に向けて動いていくといいですね。
今よりもっと、新しいことで、毎日、わくわくするような、そんな社会になることを期待しましょう。
それでは、また。
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