みなさん、こんにちは。
今回は、成功をするためにはどうしたらいいのか、という、
誰もが望む、人生における普遍的なテーマの実現について、
ご紹介していきたいと思います。
参考の書籍は、こちらになります。
私は、本を読むことは好きなのですが、この手の、自己啓発本というのは、どこか抽象的で、読んでも、知識が身につく、というものでもありませんし、あまり得るものがないような気がして、これまで、好んで読んではきませんでした。
本を読むのには、何か新しい知識を身につけることができてこそ、意味がある、と考えていたからです。
そもそも自己啓発本とは、読んで身につける、ということではなく、実際に、自分で行動することで初めて意味をなすものである、と、たいていの本には書かれています。
ですが、なんかどれも同じようなことが書かれているし、いつも、ふーん、としか思わず、当然ながら、行動することもせず、そのまま忘れていく、というのが常でした。
そんな私でも、なぜか、この本だけは、素直に、スーっと入っていけて、
行動してみよう、と思わせるものがありました。
そこで、自身が忘れないためにも、また、行動の第一歩として、
今回、皆さまにもご紹介したいな、と考えた次第です。
自分が描く成功を目指しませんか?
是非、ご覧ください。
成功するための4つの手順
本の中で、著者は、いくつかのポイントを実行すれば、誰でも成功する、と言っています。
その主なポイントを、ご紹介していきます。
1.目標は紙に書くと実現する
まず、タイトルにある通り、成功を収めるには、その目標を紙に書くこと、それだけで実現できる、と、多くの自己啓発本に書かれています。
では、なぜ、紙に書くと実現するのか、というと、それは、脳のメカニズムにあります。
それは、あなたが、目標を紙に書くと、脳がその目標に対して高精度なアンテナを張って、必要な情報を収集しはじめるようになるからです。
例えば、あなたが目をつむる、とします。
そして、そのつむった状態で、
「先程まで、自分の身の回りに、黄色のモノが何個あったか、思い出せますか?」
そんな質問をされたらどうでしょう?
急にそんなことを言われても、なかなか、思い出せる人はいませんね。
ですが、あらかじめ、黄色のモノを探す、という目標があり、それを紙に書いて見ることにより、日常生活で、常に意識していたらどうでしょうか?
急に、黄色のモノがいくつあったか、と問われても、恐らく、思い出せるのではないでしょうか。
これは、目標を紙にかくことで、脳が自然と、目的意識を持つようになるからです。
逆に、目的意識を日頃から持ってないと、脳は情報を収集しない、ということが言えるのです。
私たちの脳は、通常は、3%以下しか使われていない、と言われています。
ですが、脳に質問をすることがトリガーとなり、
残りの97%、つまり、潜在意識を使うことが可能になるのです。
質問をするには、目的意識がなければなりません。
そこで、目的意識として、自分のミッション(使命感)を持つことによって、脳が、潜在意識を使うようになり、夢を実現するスピードが、アップするようになる、というわけです。
さて、目標は紙に書くと実現する、という理由についてはご理解いただけたと思いますが、今度は、具体的な、その目標の立て方、について、ご紹介していきます。
実現する確率を高くする目標設定とは
それでは、より実現する確率を高めるためには、紙に、どのような目標設定を書けばいいのでしょうか。
1.やりたくないことを明確にする
まず最初にするのは、やりたくないこと、を書き出すこと、です。

えっ、やりたいことを書き出すんじゃないの?

そう思うよね。
でも、やりたいことを明確にするためには、やりたくないことを明確にしなくてはいけないんだよ。
例えば、あなたが、何かの商品を売ることで、儲けたい、とします。
でも、あなたは、人見知りで、人と会って商品を売ることはしたくない、としたらどうでしょうか?
商品を売るために、あなたは、どうしても、人と会わなければならないとしたら、それは、あなたにとっては、辛いことになってしまいます。
これでは、せっかく自分でたてた目標も、実現することが難しくなってしまいますね。
ですので、最初にやりたくないことを明確にしてから、やりたいことを明確にすることが大切なのです。
この場合でしたら、商品を売るための方法として、あなたが、人と会わなくてもすむ方法を考えた目標にする、ということになります。
そうすることで、あなたにとって、より実現的で、具体的な目標がたてられる、ということになるのです。
ということで、まずは、やりたくないことを書き出してみましょう。
あなたが、人生から消し去りたい、嫌なこと、感じたことを、すべてそのまま書き出してください。
ちょっと子供ぽいかな、とか、体裁とかは、一切、気にする必要はありません。
あなたが、日ごろから、我慢していることや、ため込んでいる、やりたくないことがあると思います。
それらをすべて書き出してみましょう。
すべて書き出すことができると、どこか、すっきりするのではないでしょうか。
そして次に、やりたいことを明確にします。
2.やりたいことを明確にする
今度は、やりたいこと、を書き出します。
先程と同様に、やりたいことは全て書き出します。
実現しそうにないもの、バカげたことでもOK。
あなたには、必要な資源、資金、知識、能力、人脈がすべてあるとして、書き出してください。
全て書き出し終えたら、今度は、それを見ながら、やりたいことをすべて成し遂げたときの達成感を想像してください。

なんか、ニマニマしてきた。

そう、その感じ。
自分の周りに何が見えるか、何が聞こえるか、どんな感じがするか。その感じを楽しんで。

それでは、いよいよ、目標、をたてるよ。
3.私の目標をたてる
やりたいこと、やりたくないことをつきつめていくと、自分が何のために生きているのか、考え始めるようになります。
それは、ミッション(使命感)、人生の目的意識、といってもいいでしょう。
もし、自分が半年の命だったら、何をするだろうか?
たとえ、お金をもらえなくても、やるべきことは何か?
自分の生い立ちを考えるといいでしょう。
子供の時の辛い経験、親との葛藤、これまでの苦労、また、その苦労の意味などを考えてみてください。
そうして、あなた独自の、私の目標、をたてていきます。
また、目標をたてる際のポイントとして、以下の2点があります。
- 目標設定は、現在形を使うこと。
私は~する、私は~なる、私は~できる、という表現にする。 - 目標は、短期の目標と、長期の目標をたてること。
こうすることで、目標に向けて、進み続けることができます。
なお、短期の目標の設定方法として、SMARTの原則 を使うといいでしょう。
SMARTの原則
S | Specific | 具体的である | 年収アップ |
M | Measurable | 計測ができる | 1000万円 |
A | Agreed upon | 同意している | この年収は確かに必要だ |
R | Realistic | 現実的である | そのくらいは達成可能な数字だ |
T | Timely | 期日が明確 | 来年4月30日までに |
つまり、この場合は、豊かになる、という大まかな目標に対して、
「来年4月30日までに、年収1000万円を達成する」という、具体的な目標になります。
具体的な目標をたてることで、それじゃあ、なにをすれば実現できるのか、ということを、脳がそれに向かって、より明確な情報を探すようになるのです。
2.自分に催眠術をかける
さて、目標がたてられました。
当然ながら、その目標は、実現に向かっていかなければなりません。
とはいっても、ちょっと現実を考えると、その目標を実現することは難しく感じるかもしれません。
ですが、現実をコントロールするか、されるかは、あなた次第、なのです。
例えば、不況だ、と繰り返し言うことは、みんなに、不況だという現実を植え付けることになってしまいます。
よくTVやネットでは、そういった、悲観的なことをいう人は多いですよね。
もちろん、その根拠や、事実については、しっかり理解しておく必要はありますが、あなたが、同じように、単に、悲観的な言葉を発していてはいけません。
そのままでは、単に、不況だ、という事実が脳に記憶されて再構築されてしまうため、チャンスを逃しかねないからです。
例えば、不況だとしたら、なぜ不況なのか、その原因はなにか、ということを考え、こうすれば、自分は不況を打破できるぞ、あるいは、不況を利用してできること、ということを考えるようにします。
そうすることで、あなたは、多くの人とは違った視点で物事をとらえることができ、あなたの夢に向かっていくことができるのです。
とはいえ、人は、繰り返される言葉、自分の発する言葉、他人が同調する言葉でコントロ-ルされてしまいがちです。
なので、対処法としては、これを逆手にとって、自分で、自分に都合のいい言葉を繰り返し、その言葉を発するようにする、のです。
つまり、自分で、自分に催眠術をかける、ということです。
そうすることで、不安がなくなり、自動的に、あなたの目標に向かって進みはじめることができるのです。
それと、もう一つ、重要なことがあります。
それは、目標を書いた紙を、クリヤーファイルやルーズリーフにいれて、夜、寝る前と、朝起きた時に、ボーっと眺める、ようにしてください。
また、そのファイルを、いつもカバンに入れて、持ち歩くようにします。
そうすることで、常に、あなたは、自身のたてた目標を意識することができ、目標に向かって進みはじめることができるでしょう。
3.自分に都合のいい肩書きを持つ
上記で、自分に催眠術をかける、ということを書きました。
今度は、それをさらに明確にするために、自分自身のセルフイメージをもつようにします。
自分は凡人だから、と思っていたら、成功者にはなれません。
誰にでも欠点はあります。
ですが、その欠点をものともしない人物像を、表現するようにするのです。
例えば、
スーパー~、~マスター、ウルトラ~、~エキスパート
などで、自身を表現するのです。
この肩書きは、自分のためのもので、他人に見せるものではないので、好きなようにつけて構いません。
大事なのは、日常的に、自分は、スーパー~だ、ということを唱え、意識付けることなのです。
さらに、服装や髪型、持ち物など、自分の外見も、その肩書きに相応しいものに変えていくといいでしょう。
4.情報を仕入れる
さて、ここまでで、自身のたてた目標に対して、かなり洗練されてきたことと思います。
次にやることは、情報を仕入れることです。
最近の感性工学の研究では、感性(センス)は、情報量に比例する、と言われています。
大量の情報を、浴びるように吸収する習慣を持てば、凡人でもセンスを磨ける、というわけです。
情報を仕入れるためには、次の方法があります。
- 本との出会い
成功している人の多くは、とにかく大量の本を読んでいることが知られています。
その本との出会いで、人生が大きく変わった、という成功者も多いです。購入して書き込んだりするなど、じっくり読み込むのもいいですし、
図書館で借りて読むようにしてもいいです。とにかく、たくさんの本を読む習慣を身につけましょう。
- 人との出会い
類は類を呼ぶ、といいますが、付き合うなら、成功している人や、お金持ちと付き合うようにしましょう。
そうすることで、より成功に近づける情報を得ることができるようになるからです。
とはいえ、成功している人やお金持ちは、忙しくしていたりするため、友達でもない限り、見ず知らずの人が、「会ってください」と言っても、なかなか会ってはくれません。
そこで、まずあなたが、成功している人達に、与えることからスタートしましょう。
相手に、私と会わなければ損をする、と思わせるほどの、圧倒的な提案をするのです。
そうして、少しずつ信頼を得るようにしていき、親しくなっていくのです。
相手のことをよく調べて、何を望んでいるか、また、自分が何を提供できるかを考えましょう。
それは、日ごろから、自分を見つめなおすことにつながり、また、自分を磨くことにつながります。
いうまでもなく、それは、自身の成功にも近づくことになる、のです。
- テープとの出会い
上記で、本との出会いについて、ご紹介しましたが、テープ(録音されたもの:MP3、MIDI、CD-ROMなど)を聴くことも、有効な手段です。
それは、本を読むよりも、容易に、繰り返し聴いたりすることができるので、行動につながり易くなるからです。
成功した経営者や、優れたコンサルタントの話のカセットテープ、ビジネステープを聴くようにします。
以下のようなところで、テープを取り扱っていますので、調べてみるといいでしょう。
まとめ
成功するための4つの手順
1.目標を紙に書く
- 成功を収めるには、その目標を紙に書くこと。
実現する確率を高くする目標設定とは
1.やりたくないことを明確にする
2.やりたいことを明確にする
3.私の目標をたてる
- 目標設定は、現在形を使うこと。
(私は~する、私は~なる、私は~できる、という表現にする。) - 目標は、短期の目標と、長期の目標をたてること。
※短期の目標の設定は、SMARTの原則 を使うとよい。
2.自分に催眠術をかける
- 自分に都合のいい言葉を繰り返し、その言葉を発するようにする。
- 目標を書いた紙を、クリヤーファイルやルーズリーフにいれて、夜、寝る前と、朝起きた時に、ボーっと眺める。
- そのファイルを、いつもカバンに入れて、持ち歩く。
3.自分に都合のいい肩書きを持つ
- 自分自身のセルフイメージをもつ。
(スーパー~など) - 自分の外見も、肩書きに相応しいものに変えていく。
4.情報を仕入れる
- 本との出会い
- 人との出会い
- テープとの出会い
以上です。
いかがでしたでしょうか?
どれも簡単で、いつでも始められるものばかりでしたね。
でも、冒頭に書いた通り、頭で理解しても、実際に行動しなければ、何の意味もありません。
どうでしょう?
これを読んでくださった方のうち、実際に行動にうつす方は、1%にも満たないでしょう。
だからこそ、行動にうつすだけで、他の人よりもリードし、成功する確率がグッと高まる、というわけです。
早速、手順1から、始めてみませんか?
あなたの輝かしい、未来の成功のために。
この記事が、あなたの成功に役立つことを願っています。
それでは、また。
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