先日、4回目の車検を終えたばかりの、まことです。
やはり車検は、複数のところに見積りをとって決めるのがいいですね。
今までの過去3回は、何も考えずに、ディラーにそのまま任せてやってきたのですが、
今回、初めて、ディラーも含めて、近所の車検屋さん4社で、見積りをとってみました。
そもそも、クルマは、休みの日に、近所のスーパーに買い物に行くぐらいしか使ってないので、走行距離も少ないですし、
タイヤなどは、2、3ヶ月前に、すすめられて、変えたばかりでしたので、
どの車検屋さんも、「問題はないけど、ここを変えた方がいいのでは」という提案だけのものでした。
それでも、見積りは、9万円~15万円 と、費用にバラツキがあり、
車検屋さんによって、変えた方がいい、という提案箇所もバラバラで、
なんか、車検の見積りは、結構いい加減なんだな、と思いました。
結果、今回は、一番安いところでやってもらって、
確か、これまでは、毎回、15万円は楽に超えていたと思うので、
ちょっと得した気分になっています。
みなさんも、車検は、余裕をもって、車検切れの2ヶ月前くらいから、
複数のところで見積りをとって、決めた方がいいですよ。
◇ ◇ ◇
それにしても、今のクルマに乗って、かれこれ9年になりますか、月日が経つのは早いものです。
※因みに、私のクルマは、トヨタの、ハリアー という、SUV車です。
10月からの消費税の増税前に、クルマをどうするのか、
今回、ディラーさんにも、買い換えをしませんか、とすすめられました。
そんな余裕はないところを、「今のクルマを気に入っているので」とお断りして、車検を通したのですが、
ふと、思ったんです。
もし、クルマを買い換えるとしたら、次はどんなクルマがいいんだろう、と。
どんなに今のクルマを気に入っていたとしても、
新車登録から13年経ったガソリン車には、自動車税や重量税に、重加算税が課せられることになるので、
私の場合は、2年後の、あと1回は通せますが、その次には、どのみち買い換えなければなりません。
果たして、そのときのクルマはどうなっているのか、今後、クルマの未来はどうなっていくのか、知りたくなったので、調べてみることにしました。
私のように、クルマについてよく知らない人でも、
クルマの未来について、よく分かるように、ご紹介していきますね。
EV車は次世代の自動車になるのか~クルマの未来~
次世代のクルマとは
近年、どの分野においても、環境問題やエコなどの対策が注目されていますが、
クルマの世界においても、同様です。
今、注目されている、次世代のクルマとしては、次の4種類があげられます。

「えー、なんかCMで聞いたことがあるものもちらほらあるけど、4種類もあったんだ!?なんか難しそう。」

「大丈夫。それぞれ特徴があるから、これからきちんと説明していくね。」
①「ハイブリッドカー(HV)」
従来のクルマと同じで、ガソリンで走ります。
加えて、走行中にモーターで発電して、この発電によって貯められた電気を使って、EV走行ができます。
EV走行中は、ガソリンを消費しないので、従来よりも燃費がよく、走行距離が長くなります。
②「電気自動車(EV)」
電気だけで走ります。
排ガスがないので、環境にやさしく、モーター走行なので、静かで、揺れや振動もありません。
一方、公共の充電スタンドや家庭用の電源で充電しますが、
充電に時間がかかる、というデメリットもあります。
③「プラグインハイブリッドカー(PHV または PHEV)」
「ハイブリッドカー」に、外部から、電気も充電できるようにしたもの。
「ハイブリッドカー」よりも燃費がよく、「電気自動車」よりも走行距離が長いため、それぞれのデメリットを克服したものといえます。
④「燃料電池車(FCV)」
液体水素を燃料として、自家発電した電気を使って走行します。
燃料が水素なので、環境にやさしく、安定供給も見込めます。
トヨタは、「究極のエコカー」と呼んでいます。
また、「電気自動車」よりも、走行距離が長く、燃料の補充も早いので、
「電気自動車」のデメリットをカバーしています。
ただし、水素ステーションの建設は、ガソリンスタンドの5倍かかる、と言われており、運用コストも、充電スタンドよりもはるかに高価であるため、普及がすすんでいません。
以上、これら次世代のクルマを、あくまで、個人的な指標で採点すると、このようになります。
※5段階評価 5が最高
従来 | HV | EV | PHV | FCV | |
燃料施設 | 5 | 5 | 3 | 5 | 1 |
車両価格 | 5 | 4 | 3 | 3 | 1 |
補充時間 | 5 | 5 | 1 | 4 | 5 |
燃費電費 | 1 | 2 | 4 | 3 | 2 |
走行距離 | 3 | 4 | 1 | 3 | 4 |
環境対策 | 1 | 2 | 4 | 3 | 5 |
将来性 | 1 | 2 | 5 | 3 | 2 |
合計 | 21 | 24 | 21 | 24 | 20 |
これをみると、日本メーカーが得意とする、「ハイブリッドカー」や、「プラグインハイブリッドカー」がいいような気がしますが、
世の中の流れは、確実に、「電気自動車」に向かっています。
その中でも、主導的役割を果たしているのが、EUと中国です。
ヨーロッパ各国で、ガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止することはもとより、
ノルウェーは、2025年までに、すべてのクルマを「電気自動車」に切り替えるという目標を掲げています。
中国では、本年度(2019年)は、
「電気自動車」と、「プラグインハイブリッドカー」を、総生産台数の、10%にすることを目標にしています。
先日の世界販売台数予測でも、2021年には、
「ハイブリッドカー」や、「プラグインハイブリッドカー」を抜いて、
「電気自動車」が主力になる、と言われていました。
EUや中国が、いっきに「電気自動車」へシフトしたことにより、
これが世界的な流れになりましたね。
残念ながら、日本のメーカーは、
「ハイブリッドカー」や、「プラグインハイブリッドカー」を得意としていますが、
「電気自動車」については、出遅れ感が否めません。
ここからどう巻き返していくのか、注目です。
まとめ
EV車は次世代の自動車になるのか~クルマの未来~
EUや中国が世界的な流れをつくり、
「電気自動車(EV)」
は、次世代の自動車になる、
でした。
いずれにしても、2~3年後には、「電気自動車」を購入することになりそうですね。
そこで次回は、「電気自動車」のしくみや、それに対する今後のインフラ整備の動きなどについて、ご紹介していきます。
出遅れ感のある日本でも、「電気自動車」の普及に向けて、動きがあるので、次回は、その点についても触れていくつもりです。
お楽しみに。
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