これをご覧になっている方の中には、現在、転職について考えていたり、また、実際に転職活動をされている方もいるでしょう。
その目標は、もちろん、各々の希望の会社で内定をもらうことですね。
しかしながら、ただ闇雲に転職活動をしたところで、なかなか希望の会社で内定を勝ち取ることは出来ません。
なぜなら、転職活動は、「転職スキル」を身につける必要があるからです。
ここでは、そんな転職活動をする際に、知っておくといいことや、お役にたつことを、何回かにわけて書いていきたいと思います。
是非、あなたの転職活動にお役立て下さい。
第1回 転職活動をする前に考えなければならないこととは
転職活動をする前に、まず、考えなければならないことは、転職理由です。
これは、どの会社の面接でも、「なぜ、転職しようと思ったのですか?」ということはまず最初に聞かれることなので、その問いに対する自身の答えを用意しておかなければならないからです。
実際のところ、転職を考えた理由は、
給料が安いから、会社の業績が悪いから、残業が多いから、上司とそりが合わないから、スキルが身につかないから、などではないでしょうか。
しかしながら、面接では、それらを転職理由として話してはいけないのです。
そういった前の会社を悪くいうことや、個人的な理由は求められていません。
おかしな話ですが、問いに対して正直に本音で話してくれたね、なんて評価する面接官はいないのです。
ではいったい何を話したらいいのでしょうか。
実は、
「なぜ、転職しようと思ったのですか?」という問いは、
↓
「転職してあなたは何がしたいのですか?」と聞かれているのです。

えっ、ちょっと問いが変わってない?

うん、そうなんだけど、実際、この問いに対して、面接官が求めている回答は、入社したらこんなことがしたい、こんなことができる、といったあなたの前向きなアピールなんだよ。
つまり、転職理由は、
転職することで、自身が叶えたいこと、したいこと を理由にします。
もう一度最初に戻りますが、
転職活動をする前に考えなければならないこととは、
転職することで、自身が叶えたいこと、したいことを考えること
ということになります。
まず、これがなければ、転職活動をしても上手くいきません。
恐らく面接でも、自信をもって望めないのではないかと思います。
ですので、もう一度、自分をじっくり見つめ直して、
自分が本当に仕事で何がしたいのか、
を考えてみて下さい。
それができたなら、その次に考えなければならないことは、
その自分が本当にやりたいことは、
今の職場では実現出来ないことなのか、
ということです。
もし実現出来るのであれば、転職活動をはじめる前に、それに対する努力を今の会社でしなければなりません。
それをせずに面接に臨んだとしても、恐らく、面接官からはそのことについて聞かれるでしょうから、その際は答えに窮することになります。
たとえ、聞かれなかったとしても、面接官からは、転職理由の信憑性を疑われますし、そうでなくても、この人はなんの努力もせずに、ただ単に職場を移りたいだけなのだな、と簡単に見抜かれてしまいます。
そうならないためにも、転職活動をする際に、こういった努力をしたけどダメだった等の理由付けは必要です。
最終的に、今の職場では自分がしたいことの実現が無理だと説明できて、はじめて、転職理由として成立し、転職活動をはじめられるのです。
つまり、
今の職場では実現できない、自分がしたいことがあること、
これで自信を持って転職活動をはじめられることになります。
まとめ
転職活動をする前に考えなければならないこととは
でした。

すごく当たり前のことのように思えるかもしれませんが、意外にきちんと自己分析をできずに転職活動をしている人が多いのではないかと思います。
自己分析ができた人は、自信をもって、転職活動を始めて下さい。
全力で応援します。ファイト!
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